患者さんの声 【症例】背中・腰

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竹谷内啓介東京カイロプラクティック院長
日本カイロプラクターズ協会会員
RMIT大学健康科学部カイロプラクティック学科卒業。国際カイロプラクティック試験委員会顧問、日本カイロプラクターズ協会(JAC)会長、世界カイロプラクティック連合(WFC)理事を歴任し、現在は日本カイロプラクターズ協会顧問として、国際標準のカイロプラクティック教育や臨床の普及および日本カイロプラクティック科学学会での研究事業に携わる。主な共訳:カイロプラクティックの安全性と教育に関するWHOガイドライン(世界保健機関)、カイロプラクティックテクニック総覧(エンタプライズ)、脊椎のリハビリテーション(エンタプライズ)など。
当院を訪れた患者さんの声
東京カイロプラクティックには世界100か国以上から患者さんが訪れています。背中・腰に関連する症状(背部痛、腰痛、ぎっくり腰、腰から下肢への神経の痛み、産前産後の腰痛など)を抱えて来院された患者さんの声を掲載しました。カイロプラクターは、脊椎ヘルスケアの専門家なので、背中や腰の問題は得意分野です。
背中・腰に関連する症状:背中・腰の痛みや不快な症状は、身体に現われるストレスと関係しています。背部は自律神経との関係が深く、内臓の機能障害が背部への痛みや不快な症状を引き起こす原因となります。腰は体の上半身の体重を支えるため、太い腰椎の骨と大きな筋肉群で囲まれています。腰を痛めると、歩行、身体活動、思考力の低下にいたるまで影響を受けます。

ぎっくり腰
頚椎ヘルニアと診断されました。カイロプラクティック治療を受けてみたくて、受診しました。首を横に向けたり、そらしたりすると腕に痛みが走ります。仕事上、不都合なので、藁をもつかむ思いでした。世間で聞かれるボキボキというイメージではなく、ソフトなタッチでの治療でした。一か月ほどの治療で、運転するときも首がスムーズに動くし、仕事をしていても腕の痛みも減りました。症状がないので、MRI診断を受けずにいます。(50代男性)
老化現象と言われた腰の痛み
急に左側の腰痛と足のしびれが発現したので医院で検査を受けたところ、X線で骨の老化現象と言われました。痛みの原因が分からず坐骨神経痛と言われました。薬物療法は嫌なので、カイロプラクティックの門をたたくことになりました。背骨を診てもらうと背骨の関節異常を指摘されました。海外旅行に行く直前で、旅行をキャンセルするかどうか迷いましたが、治療を受けたお蔭で無事旅行を楽しんでくることができました。今後は、日常生活に気を付け、健康管理にカイロプラクティックを利用したいと思います。(70代女性)
椎間板ヘルニア
荷作業で腰から下肢に痛みが出たので、病院でMRI検査を受けたところ、椎間板ヘルニアと診断されました。薬物治療と牽引・電気治療を1週間続けましたが効果がありませんでした。カイロプラクティックの話を聞いて治療を受けたところ、軽い治療なのに徐々に右下肢の痛みが軽減してきました。5回目から効果を感じ初め、10回の治療でかなり日常の仕事に戻れるようになりました。仕事に専念できなかったことが一番辛い思い出です。反省して再発しないように努めたいと思います。(40代男性)
原因不明の背中の痛み
仕事が忙しく、食べ過ぎ、飲み過ぎが続いて体調を崩しました。理由がはっきりしているので内科で診察を受け、胃腸薬を処方してくれました。背中の痛みも訴えたら、整形外科を勧められたのですが、背骨を診てくれるカイロプラクティックに行ってみようと直感が働いたのです。カイロプラクティックでは、内科、整形外科などの区別はなく、人間を全体で把握するとのことでした。確かに、背骨から出る神経は内臓に届いているわけですから関係は深いと思いました。今は、無理を控え、治療で背中もお腹も調子が良です。(50代男性)
圧迫骨折
半年前、重い荷物を動かしたとき、腰の痛みが出て、近くの整形外科でX線を撮影してもらいました。胸椎12番の前側の骨がつぶれていることが分かり、安静を続けていました。
友人が言うには、安静ばかりではよくならないとのことで、カイロプラクティックの先生に相談しました。半年も前なら治療できるとのことで治療を受けました。骨折した部分の痛みが、徐々に和らいできました。最初、女房が付き添いで来院したのですが、数回受けたら一人で来院できるようになりました。(70代男性)
脊柱管狭窄症
1年ほど前から、歩いているとお尻や足に痛みやしびれが出て、少し休むと楽になるという症状が続いていました。近くの整形外科を受診したところ、MRI検査を勧められ、脊柱管狭窄症と診断されました。痛み止めの薬を処方されましたがあまり効果がなく、ブロック注射も受けましたが、その効果は2〜3日程度でした。手術の前に別の方法を試してみたいと思い、カイロプラクティックの先生に相談しました。「脊柱管そのものの形は元には戻らないけれど、神経への圧迫や筋肉の緊張が和らぐことで症状が改善する可能性がある」と説明を受け、通い始めました。8回目あたりから痛みやしびれが徐々に軽くなってきているのを実感しています。もう少し時間はかかりそうですが、根気よく毎週通って、再び自由に歩けるようになりたいです。(50代男性)
脊椎すべり症
テニスやゴルフをしていたのですが、腰が痛いので整形外科で検査を受けたところ、脊椎すべり症と判断されました。骨が前方にずれているのですが、治療法がなく痛み止めをもらい、後は経過観察を告げられました。以前治療を受けたことがあるカイロプラクティックの先生は、すべり症と言う診断を受けても痛みを減らす治療ができるとのことでした。腰痛が治まって感じたことは、脊椎すべり症が、痛みのすべてではないという説得も分かるような気がしました。いまだに、X線上では、すべり症があるのですから。(40代男性)
尻もちで起きた尾骨痛
雪の日に足を滑らせ尻もちをつきました。整形外科で診てもらったところ、骨折はないが、尾骨が曲がっていると言われました。尾骨の痛みが引かないばかりか、腰まで痛くなってきました。そんな時カイロプラクティックと出会いました。腰の治療をしてくれるのかと思いきや、曲がった尾骨までも治療してくれました。お蔭で腰も尾骨も痛みが減って、仕事に専念できるので大助かりしています。足腰が弱くなっているので体操を勧められています。同じ轍を踏みたくない気持ちです。(70代女性)
産後の背部痛
出産後、一時歩行が困難でした。また、首から背中にかけて痛み出して、娘を抱いたり授乳したりできませんでした。産前産後のホルモンのバランスの変化や子育ての姿勢が、背骨のゆがみに影響すると言われました。カイロプラクティックで背骨と骨盤の調整を2回ほど受けてから、歩行が楽になり、子供の世話がしやすくなりました。これから、弱くなった腹筋を鍛える体操や娘を抱くときの姿勢にも気を付けようと思います。(30代女性)
妊娠中の腰痛
妊娠9か月で、体重が増え、腰痛に悩まされていました。母がカイロプラクティック後用を受けていたので、勧められて来院しました。先生の話によると妊娠初期でも臨月でも治療は可能だとのことでした。お腹窩大きく出ていても治療には差し支えないようにしてくれました。そして、治療を受けるたびに、腰痛が軽減してくるのを感じました。治療を受ける人の中では、安産になる率も高いとのことで、出産が楽しみです。(20代女性)
※ 症例報告の内容は、当院でカイロプラクティックを利用した患者さんの個人的見解です。





